もっと早く逢えていれば良かった〈昴side.〉

その放課後、葵とセーラにも話した。

葵は


「そっかぁ。流石昴くんだよ!!テストは毎回満点で1位。もう飛び級してもおかしくないもんね!!」


と喜んでくれた。
セーラといえば


「何で相談してくれなかったの!?あたし彼女だよ?彼女なんてどうでも良かったってこと!?」


と反抗的。
こうなることはこの1年を振り返る限り分かっていた。
でも、



「ごめんな。俺のやりたいこと見つけたいから。もう意見変わんねーから。別れよう」


「そっか…頑張ってね…。応援してるから。付き合ってくれてありがとう」



理解してくれれば根はいい子。
初めての彼女がセーラだったのは良かったのかもな。