もっと早く逢えていれば良かった〈昴side.〉

「外行こう」



外へ行くと気持ちのいい風が吹いていた。

全体を見渡すとフラフラと歩いている綾乃を見つけた。



「何で……」



慌てて駆け寄る。
意識を保っているのがもう限界みたいだった。



「綾乃?なぁ、綾乃?」



返事がない。



「……っ」



抱き上げて救命救急センターへ向かった。