もっと早く逢えていれば良かった〈昴side.〉

カタカタとキーボードを鳴らせ、パソコンに情報を入力する。



「あの~何かやること……」


「ないよ」



鬱陶しい……。



「白神交代ー」



ノックもせずに入ってきた医者。



「ノックしてくださいよ……」


「癖だ」


「そんな癖いりません」



喋りながらもキーボードを叩く。



「なんだ、まだ打ち込んでんのか」


「ちょっとした症状でも大事なんで」


「うん、俺は生意気な後輩を持ったな」


「は?」



待て、話が繋がっていない。