もっと早く逢えていれば良かった〈昴side.〉

「昴!!」



数分のうちにメリーゴーランドは止まって馬から降りた綾乃が向かってくる。



「楽しかった?」


「うん!!風が気持ちよかった」



本当に楽しそうに笑ってくれる。



「もうこんな時間か…。昼飯、何にする?」



時計を見ると11時を少し過ぎた頃。
そろそろ昼にしてもいいかな。



「何でも良いよ?」



…腹減ってないのか。