もっと早く逢えていれば良かった〈昴side.〉

「飛び級かぁ…」



既に授業が始まるチャイムが鳴ってしまっていた。
今から走っても変わらないだろうからいつものペースで廊下を歩いた。


葵は…セーラは…何と言うんだろう。

するべきか、しないべきか。

いや、人の意見は聞かないほうがいい。

自分で考えるべきだ。


葵にもセーラにも言わないようにしよう。