もっと早く逢えていれば良かった〈昴side.〉

「白神、大丈夫か?」


「ん……まぁ……」



ひたすら心臓マッサージを続けた。
終わった頃には汗でびっしょりだった。



「ずっと綾乃ちゃん見てないでさ、飯食いに行こうぜ?」


「いや、いい」



きっとそろそろ目を覚ますだろうから。



「じゃあせめてここで泣くのやめようぜ?みんな見てるし……」


「え?泣いてたか…?」


「思いっきり泣いてるじゃん!」


「気付かなかった……」