「馮、おはよう。」
俺は、今日も彼女を待っていた。
ふわふわお姫様こと、俺の幼なじみ馮を。

「お、おはようごぢゃいますっ!」 
噛んでるし(笑)
本当、ほっとけないこいつの事。

ふわって笑った時が、もーめっちゃ可愛くって…。


「今日も、寝坊しちゃったね?」
俺は、あえて意地悪っぽく言ってみた。
馮の反応が可愛い。

「ご、ごめんなさい!」
ぺこりっと頭を下げる、彼女。
ふわっと色素の薄い髪が広がって。