天使の声を…

「こないだたまたま入ってみたんだ、お宝探しにね」

「そうか、行こう」






―アイレン・フェスト…今お前をここで殺す!―


カウミシュはナイフを両手に持ち、刃の先をアイレンに向ける。



が…



「きゃあ!」


突然誰かが前からぶつかる。


「うわ!…え?ニコラ?」


「うそ!だってニコラはここにいますよ?」


「アイ…レン?本物だよね…?ユリナが…ユリナが捕まってるんだ!このままじゃ…聖力を失う…」


ニコラはアイレンの肩をつかみ、必死に訴える。


「…一体…どっちが本物なんだ?」


アイレンがふたりのニコラを交互に見てると、エーゼルが突然カウミシュが化けてるニコラの胸をさわる。

「きゃ!!な…何すんだよエーゼル!」


「…エーゼル…あんたって奴は!!」


ニコラはエーゼルを力いっぱい殴る。