天使の声を…

「…にしてもこの廊下広すぎ!迷路かよ!」


ニコラは適当に廊下を走り、出口を目指す。









「ニコラ、ここにユリナがいるのか?」


「この廊下を進んだ先にいると思う…」


「おお〜久しぶりに顔が真剣なニコラを見たなぁ…」

そう言い、エーゼルはニコラを後ろから抱き締める。

「うわ!…んなことやってる暇ないだろ!ほら行くよ」







『カウミシュよ…このまま隙をみてアイレン達を殺せ…』


「かしこまりました、ダーキャス様」


「ニコラ?何独り言言ってんだ?早く来いよ」


「あ、うん待って」



カウミシュはアイレンの後ろを歩く。
手にはナイフが…


「ニコラ、右と左…どっちに行くんだ?」


「えーと…確か…右!」


「ニコラ、お前…なんでここに詳しい?」


突然エーゼルが聞く。