天使の声を…

―そういえば…さっきユリナが…―



アイレンは先程のユリナの言葉を思い浮かべる。
剣の先を敵に向けると、攻撃を跳ね返すことができる…


アイレンは素早く剣の先をジムロに向けた。



すると



バン!!!



剣を向けた途端にアイレンのまわりに白い半球体のものが出てき、ジムロの攻撃を跳ね返す。


「ウォアアア!!」


自分の攻撃が当たり、低い唸り声を上げながらジムロは溶けていき、消えた。



「やった!」





「ありがとう、君達みたいな人達と一緒に戦ったの、初めてだよ」


「ランだって、動けなかった私達を助けてくれたじゃない」


「にしてもすげぇな!ランは昔から鍛えたりしてきたのか?」


「僕、ウィダルみたいな勇者になりたくて、ひとりで修行してきたんです」