天使の声を…

「何に使うかは分からないけど…こんな形した石をフィラストーンって言うみたい…」


「とにかく持ってれば何かに役立つわけだな!」


「ええ、そうゆうことね」



すると突然フィラストーンが光り出した。


「え?」


「ユリナ…ユリナが…光ってる」


フィラストーンが光ったと同時にユリナの体も光り出した。


「………すべてを守りぬく光の粒よ……」



ユリナは光に包まれると無意識に呪文を唱える。


「ユリナ…?」










しばらくして光がおさまり、ユリナの呪文も終わる。


「ユリナ…さっきのは?」


「…フィラストーンって聖術師に使う物だったんだな」


アイレンとエーゼルがユリナに立ち寄ると


「あれ?フィラストーン…なくなってる」


さっきまでニコラの手にあったフィラストーンが、いつの間にかなくなっていた。



「あ、ごめんねニコラ…私のせいで…なくなってしまって…」


「いや…別にいいけどさ」