天使の声を…

「……え?ウィダル?」


リナールは表情を変え、アイレンを見る。


「はい、リナールさん…何か知ってますか?」


「……彼は…今…どこにいるかは私にも分かりません…ここ最近…姿が見えないのです」


「そっか…リナールさん…何か知ってるかと思ったんで…あ、そろそろ行きますね」


「もう行ってしまうの?ゆっくりしていけばいいのに…」


「いえ…では」




アイレン達が出ていくとリナールは祈るように座り込む。


「ああ神様…どうか…この私をお許し下さい…」









「にしてもリナールさん、綺麗だったなぁ…」


教会を出ると同時にエーゼルが言う。


「リナールさん……ウィダルのことを言うの……なんか言いにくそう…でした」

「え?そうかしら?ティラーナ」


「私は…そう感じました…」