天使の声を…

兜の下は金の長い髪で、整った顔の青年が…。


「えぇ?!どうしよ…とりあえず…私の家で…」


ミカは町の復興で身につけた体力で彼を持ち上げ、家へと入る。












「でっけぇ…」


エーゼルはライスト教会を見上げながら呟く。


ライスト教会は教会というより、どちらかと言えば城に見える…



「アイレン、ここに入るの?」


ニコラが教会の扉に触れながら、アイレンに言う。


「ああ…」








扉を開けると奥に大きい教壇があり、その前に後ろ向きに白い長い髪で、黒いドレスを着た女性がいた。
頭にはアイレンと同じく金の輪がついている。


「アイレン・フェスト…あの時はごめんなさいね」


「え?リナールさん…?」


「実はあの時竜巻を起こしたのは…この私なのです」