天使の声を…




一方、ミラトでは過去にダーキャスに荒らされた場所を少しずつ元に戻して行ってた。


「ふぅ…」


その中には、ミカの姿もあった。



「ミカ、お前最近働くなぁ」

近くにいた男がミカに言う。


「まあね、だって…ある人と逢ってからなんかやる気出ちゃって」



「ある人?」


「うん…あ…もうお昼だね…私一旦家に戻るね」


「おう」




ミカは自分の家に向かう途中、ここらへんじゃあまり見ない服を着た男を見かける。


長いマントに…大きな剣を腰に下げている。頭には兜のようなものを被っており、顔はよく見えない。


「…あの…観光か何かですか?」


ミカが聞いてみる。


「…いや、そうでは…ない」

そう言うと男はぐらりと傾き、倒れる。


その時に兜も取れて転がった。