天使の声を…

「…じゃあティラーナは500年前の人間ってこと?」


「はい……でもこの遺跡は500年前から…変わってないのですね」


「そうなの?…」





遺跡を出るとアイレンはユリナに言う。


「早くフューティスに行こう、ユリナ」


「そうね、行きましょ」









ユリナの行ったとおり、フューティスはすぐそこにあった。



「うわぁ…なんかここだけ光が射してるような…」


フューティスは綺麗な草木が白い神殿を囲むような、そんな感じだった。


「俺もそろそろ天上界に帰れるな」


アイレンは大きな神殿を見上げながら言う。


「そうね、今ここを開けるわ」


ユリナは扉に手をかざす。


「神に閉ざされた扉よ、今開け!」