天使の声を…


アイレン、ラン、ニコラがカウミシュと戦っている場所から少し離れた所で、エーゼルとユリナはそれぞれ呪文を唱える。


「…天から召された光の槍よ…闇の心を今ここで消されよ」


「出でよ!古(いにしえ)から伝わる光の刀よ」


「…な?!」


カウミシュが気付いたころにはすでに遅く、ふたりの出した光の術は瞬く間にカウミシュを攻撃する。


「ぎゃぁぁぁぁぁ!」


カウミシュは悲鳴と共に倒れる。


「アイレン…」


「ユリナ」


ユリナがアイレンの目の前に来ると突然ふらついた。

「うわ!ユリナ大丈夫か?」

「だ…大丈夫…なんか気が抜けちゃって…」




するとその時、カウミシュが少しだけ動き出す。