『怖いよ……嫌われたくなぃ……っ…こんなこととなら…けんか相手のままっだっ…たら良かった…』
あのまま言い合う仲だったら
好きになることなんてなかったよね。
だけど、もう遅い。
気持ちに嘘はつけないよ。
『伝えないと…怖くても伝えないと!』
『椎苗…?』
半泣きになりながら
机の上で拳をギュッとにぎって
真っ直ぐ私をみる。
『聖愛の…気持ち…無駄にしたら駄目』
下唇を噛んで必死になかないように
頑張ってるけど、
目からは涙が落ちてる。
私のためにいつでも相談に乗ってくれてた
けど、泣いたりしてくれたのは初めて、
ありがとう椎苗。
恥ずかしくて言えないけど。

