チラッと目を開くと


ギュッとめをつむって
必死に抵抗してる高城の顔があった。


やべ…


可愛いじゃん。



高城から漏れる吐息や名前に
ビクッと反応しながらも
冷静を装う。



あぁ、
これ以上はやばい。


そう思ったとこでやめてやった。


真っ赤な顔の高城を
笑ってる俺だけどほんとはちょっと
ドキッてしてたりして。


でも俺だけは気に入らん。


だから
可愛いなんて言ってやった。

ほんとに思ったことだけど。


キョトンとしだす高城は
意味がわからないといった感じで
見てきた。


さすがにこれ以上は駄目だし
話をそらし帰るぞと言って落ち着かせた。


それからはもう、
俺のおもちゃだよな。

授業中だって放課後だって。

からかえばからかうほどおもしろい、