『さぁて、そろそろホテル戻るか』




抱きしめられてた体が開放されて
ニコッと笑う聖の笑顔が目に映る。



ドキッとしたのは内緒。




また意地悪言われるからね。




『そうだね』




ホテルへ戻るまでの間



私と聖は他愛もない会話して


でも、それがやっぱり楽しくて



それでいいやって思った。



今、つながってるこの手が



ずっとずっと離れないのなら



私は自信を持って歩けるよ。



また衝突したって


悩んだって。





だって私は、聖の彼女なんだもんね。





『好きだよ…聖』




『俺も…好きだ聖愛』




聖愛said__end