意地悪なあいつ(おまけ執筆完了)




『仲よくっ…入ってた…水原、ほかの女の子ともしかしたらって……
っでも怖くて聞けなくて…振られたら嫌でっ、キスされそうなときも思い出したら
勝手に拒絶しちゃってっ……』



もう自分でもぐちゃぐちゃな文章だって
わかってる。


伝わってないかもしれない。

けど必死で思ってたこと
伝えたかったこと
聞けなかったこと

全部全部言いたかったんだ。



『私っ、前みたいに強気だったらって。でもっ…言えないくらい好きになって…大切になつちゃったんだってぇ…っ…わかって…尚更っ…ぅっ…聞けなくなった。』



ダメだ。


涙が邪魔して
うまく喋れない。


こんな時までダメダメだ。



少しの沈黙の後。



帰ってくる言葉を待ちながら

振られる不安さと

怖さと戻れない恐怖と戦って

うつむくことしかできなかった。


でも帰ってきた言葉は

待ってた言葉と全然違った。



フワッと
温かくなる体。


引き寄せられる体。