『なぁ高城?』
『なに?』
不思議そうに顔を覗きこんでくる
水原。
じっ----
と見つめられて戸惑う私
『なんかあった?』
『え!?べ、べつに』
駄目だ、気づかれたらだめ。
聞く勇気なんて今はない。
『なんか、隠してる?』
じっ---
っとさっきよりまっすぐさっきより
近くまで見つめられる。
ち、近い。
嘘がバレる前にどうにかしなきゃ
スッ
そんなこと考えてた私に
水原の手が伸びてきて頬に触れる。
『へっ、、、みずっはら』
だんだん近くなる顔。
ま、まって
ここ教室。
しかも、あの子に触れたかもしれない唇。
そう思ってしまったら
『やっ、、、!』

