『お前が欲しいなんて…言うから。認めちゃった…水原に見て欲しいなんて…私らしくないこと思っちゃって……』
だけど、忘れてくれなんて
ひどいよね…?
だけどいい。
気づかせてくれたから、
今こうして前を向けてる
『水原……あんたしか考えられなくなっちゃったの…』
あぁ、可愛くない。
素直に好きって言えない自分に
腹が立つけど、これが私。
沈黙がながれて数分。
な、なにか言ってくれないかな
さすがに恥ずかしいし余計怖い。
チラッと
下を向けてた目線を水原に向けた。
どんな顔してるんだろうって
怖かった。
でも…
『真っ赤……』
耳まで赤くして
いままでにないくらい真っ赤な顔。
こんなの初めてだ。
『は、はぁ!?う、るせぇよ。見んなぼけ』
腕で顔を隠すけど、
もう見ちゃったもん。
『口…悪いよ…』
なんか拍子抜けしちゃった。
私より真っ赤なんだもんきっと。

