月曜日の生徒会。 空気が異様なことは、 一目瞭然だった。 いつもじゃれあってる新先輩と涼平先輩も無言。 藤堂先生は淡々と仕事をこなしてるだけ。 「…ひなちゃん。 資料片付けるの、手伝って。」 助け舟を出したのは涼平先輩。 いつもは明るい先輩も、 今日は少し暗い。 はい、と返事をして先輩の向かい側のソファに座った。 山積みの資料を、手作業でクラスごとに分けていく。 その間も、沈黙は続いたままだった。