愛は嫌いなんだ


「一生懸命やれば大丈夫だから」

些細な言葉なのに、ぶわっと心に溢れてくる温かい気持ち。
胸のあたりがどきどきして、ぎゅうっと詰まる。
山谷君て彼女いるのかな……。
勉強も手につかなくなって、ぼうっとして考える。
あの学校で合った日のことがずっと頭の中から離れなくて。あたしを山谷君がいっぱいにする。