あ・・・7時になりそう もうちょっとでバイト、終わるなあ 私がトレイにコップをいっぱい乗せていると 「持ってくよ」 その一言・・・普通の言葉なのに すごくドキッとして 「・・・ありがと」 の言葉が片言になった 「ん」 私は尚紀の持ってく姿をじっと見ていた 見えなくなると・・・我に戻った やだ・・・何、じっと見てんの私 お客さんはもう皆、帰っていた 「今日忙しかったな」 尚紀がそう言いながら、戻って来た 「・・・うん」