「そんな、悪いし」




「だから、良いって言ってるでしょ?」



「だけど」



「はい」



そう言って隼人さんは腕を私の方に向けた



私はそこに自分の手を入れた



隼人さんとすごくっついている様な気がしてならない




もう・・・お化け屋敷どころじゃない



全部の神経が腕にいってる



私はお化けが出てくる度、隼人さんの肩に顔を向けてしまう



それをする度、ドキドキしてすぐ、違う方に顔を向けた



これじゃダメだよ・・・・



全然・・・隼人さんを振り向かせてない




こんなチャンスに・・・



結婚してるのにそんな事思って・・・私バカ・・・



絶対に無理なのに



お化け屋敷が終わるとやっぱり私は腕を外してしまった



はあ・・そのままにしとく勇気はない