「また・・・そんな事言って・・・」



「本気だって・・・あ、着いた」




もう、私の家に着いちゃったんだ




尚紀が私の手を離そうとした瞬間



私は、手を離さなかった



「もうちょっとだけ一緒に居たい」



「・・・俺も思ってた」



「でも、無理だよね」



「バイトが長くなったって言えば・・・」



「尚紀ったら・・」



「じゃ、行こうか」



そう言って、手を握り直した



「え、どこに?」



「ホテル?」



「え?行かないよ」



「何もしないから」



「しない訳ないじゃない」