夏のおくりもの

「あ、私もうそろそろ帰らなくっちゃ。またね友里。」
「なによう、そっけないなあ。」
「ごめんね。」

私がこんな返事をしても、友里は怒らない。良い友達を持ったなあ、と思う。

「ねえ歌奈?」
「なに?」
「あのね、私たちは友達!だから…困ったことがあったりしたら、いつでも私に相談していいんだよ。」
「うん、ありがとう。」
「それだけ!じゃあね!」

それだけ言うと、友里は走って帰ってしまった。