夏のおくりもの


平成10年、7月25日――――――。

私と友達の友里は、学校の帰りに寄り道をして近くの本屋に立ち寄っていた。

「わあ!この本面白い!ねえ歌奈!」
「え、なになに?」
「これよ!今流行ってるケータイ小説で大人気の恋愛小説!」
「ああ、これね。」
「えっ、歌奈。恋愛だよ?興味ないの??」
「うーん、興味ないっていうか。」
「えー勿体無い。女の子は恋しなくちゃ。」
「だってー」