ああ・・・
きれいだよ。
すごいよ。
僕には、
夏の夜、
一緒に見た海の月が見えた。
ここはたしかに
地域でただ一つの大ホール。
でも、
僕には暗闇の中に
月が見えて
海にその光が映っていた。
そして
彼女の涙の月の光。
二人で手を繋いで、
ただ、
眺めた月。
彼女はあの日、
こんなことを言っていた。
「月はさ、
これはドビュッシーも見てた月なんだよね。
不思議だよね。
同じ月を見るなんて。」
そんなことを思い出す。
僕の目から、
涙が落ちた。
泣いてる
そんな自分に驚いた。
君はあの時何を想っていた?
僕は
あの時
手を繋いで
とても
幸せに満ちた気持ちで、
君が大好きでしかたなかったよ。
きれいだよ。
すごいよ。
僕には、
夏の夜、
一緒に見た海の月が見えた。
ここはたしかに
地域でただ一つの大ホール。
でも、
僕には暗闇の中に
月が見えて
海にその光が映っていた。
そして
彼女の涙の月の光。
二人で手を繋いで、
ただ、
眺めた月。
彼女はあの日、
こんなことを言っていた。
「月はさ、
これはドビュッシーも見てた月なんだよね。
不思議だよね。
同じ月を見るなんて。」
そんなことを思い出す。
僕の目から、
涙が落ちた。
泣いてる
そんな自分に驚いた。
君はあの時何を想っていた?
僕は
あの時
手を繋いで
とても
幸せに満ちた気持ちで、
君が大好きでしかたなかったよ。


