「なーーに二人で笑ってんの?」 不意に声のした方を見ると、そこには目を擦りながら伸びをした千尋が部屋から出てきたところだった。 垂らしなく緩んだネクタイに、胸元が開いたシャツから覗く身体に心拍数が上がる。 「てめぇ…、今何時だと思ってんだよ」 「ん?知ーらねっ」 「てめぇは時間すら把握出来てないんだな」 「ん〜、まあねっ!」 うるさい心臓を抑えながら、あたしは生徒会長さんと千尋のやり取りを愕然と見ていた。