「…………」
少しの沈黙の後、生徒会長さんは何かを考えるように頭に手を添える。
その姿はまるで、現代の考える人の像。
あたし…、そんなに生徒会長さんを困らせるような事言った??
あたしも生徒会長さん同様、頭に手を添えて考えてみるものの…
生徒会長さんが何に頭を悩ませているのか、あたしにはさっぱりわからない。
「あの〜…」
あたしが顔を覗き込むように声をかけると、生徒会長さんはハッとしたように笑顔を作り
「わかりました。ではこちらへ」
そう言って、重い扉を軽々押し開けると、あたしをその中へ招き入れたのだった。
