息を切らせたながら辿り着いた先は、生徒会室前。
来てみたはいいものの、扉を引くことが出来ないあたし。
ソワソワしながら扉の前をうろついているとーー
「生徒会室に何が御用ですか?」
後ろから低い声がして、バッと振り返る。
こ、この人は…
「生徒会長さん…で、すよね??」
そこにいたのは、入学式で一年生歓迎の挨拶をしていた生徒会長さんだった。
すらっと高い身長に、端整な顔立ちがさらさらの黒髪を引き立たせている。
確か、周りの子達がカッコイイって小声で騒いでたっけ。
あの時はよくわからなかったけど…、
実際にこうやって近くで見てみると、女の子達が騒ぎたくなる気持ちがわかる気がする。
けど何だろう。この不快感。
