そんな吉成ティーチャーが何だか可笑しくて、ついつい笑ってしまった。
「ハハハッ…先生、そんなに落ち込まないで下さいよ!?
あたし、問題児でも全然ウェルカムです!!むしろそういう人と話してみたかったくらいだし!!」
あたしは本音をぶちまけた。
ヤンキーさんと会話できる機会なんて二度とないかもしれない。
一度はこういう人と話してみたかったんだ。
あたしとは別世界に住んでいる人と。
「天宮…お前、それ本気で言ってんのか?」
「あったりまえですよ!!」
あたしがニカッと笑うと、吉成ティーチャーは信じられないといった顔で目をパチクリさせた。
それから数秒後、今度は安堵のため息を吐くと、そこにはいつもの吉成ティーチャーがいて
「じゃ、これーーー
ここに、そいつがいるから今から行ってみてくれ。」
あたしに一枚の紙を渡すと、やる事があるから。と、職員室を出て行ってしまったのだった。
