それから吉成ティーチャーは「放課後職員室に来るように」そう付け足して、授業を再開したのだった。
誰か…、誰か嘘だと言ってくれ。
元はと言えば、あたしがあんな事…
千尋なんかの事で悩んでなければ、こんな事にならずに済んだのに。
けれどもうあたしには、吉成ティーチャーからの罰が放課後に待ち受けている訳で…
今は、千尋なんかの事を考えている余裕はこれっぽっちもない。
どんな罰が与えられても絶望しないよう、今のうち己の精神を鍛えておかなければならないのだ。
「はぁ…」
あたしは大きくため息をつくと、机に突っ伏した。
後でどうせ罰を喰らうんだ。
今からまともに授業なんか受けてたまるか。
そう思いつつも、更に罰が重くなっては御免だ。と、慌てて姿勢を正す私であったーー
