ーーーが。 「行くな」 その言葉ひとつで、あたしの足はとまった。 何だろう?この変な感じ… 足を動かそうとしても、中々それが実行できない。 少女漫画みたいに、手を繋ぎ止められた訳でもないのに。 「ん、いい子♪」 キラキラボーイがそう笑ったのを見て、なんだか背中がゾクリとした。 この人絶対、危険… だって、あたしの五感が…、そう言ってるの。