王様=絶対!?




あたしが暫くキラキラボーイを眺めていると




「飴玉よりーーー

キミのが甘そっ」




それは、


ほんの一瞬の出来事だった。




キラキラボーイの栗色の髪の毛が、鼻先にあたって擽ったかった。



目の前にある目を瞑った綺麗な顔と、唇に伝わる熱から確信する。



ーーーあたしは今、キスをしている…と。