王様=絶対!?




「……ふぇ?」


驚きのあまり、なんともマヌケな声が漏れる。



「ほんっと、見てて飽きないねキミ!!」



顔じゃ…ないってことだよね?


よかった…



「よかった…」


「ん?何が??」



おっと、心の声が。



あたしは慌てて口を結ぶと、笑って誤魔化した。



あ、そういえば…


あたしはポケットの中をゴソゴソと探り出す。


キラキラボーイはそんなあたしをワクワクした表情で見ていた。