そして何より優しくって、そんな雄馬に
女子はメロメロだった。そんな雄馬に会
えるかもしれないなんて!会えると決ま
ってないのに、雄馬に惚れてる訳じゃな
いのに、惚れてないのになぜか心がキュ
ッと鳴った。
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空港でしばらくしたあと飛行機に搭乗し
た。
飛行機で映画を見ながらゆっくりしてい
ると早くもアナウンスが流れた。
「ご搭乗の皆様にお伝えいたします。こ
の飛行機はあと10分ほどで着陸いたしま
す。シートベルトを今一度お確かめくだ
さい。」
ー空港ー
「着いた〜!!」
私は歓声をあげた。
いろいろ手続きをしたあと、タクシーで
新しい自宅へと向かった。
1時間後、駅から結構近い我が家に着い
た。
「結構綺麗な家だね。」
そこは一軒家で、小さかったけどとても
綺麗な家だった。
「今日はホテルに止まるから必要なもの
だけ持ってきなさい?」
「はーい。」
こうして私の新しい生活がスタートした
。

