その日は雨上がりの夕焼けが眩しく何と
も言えない綺麗な景色だった。私はまだ
7歳だった。




『雄ちゃんっ!!』






『ほのか!』


どうして?どうして急にいっちゃうの?
そんなこと誰も教えてくれなかった.....



『雄ちゃん...雄ちゃんっ!』







『ほのか!!』






ぶぉぉぉぉん・・・・




『いっちゃった・・・』







雄ちゃんとは2歳の頃にあった幼馴染で
いつも仲良く遊んでた。5年も一緒に過
ごした幼馴染がが急に引っ越してしまっ
て、ほのかはどうすることもできなかっ
た。












そして約8年の月日が流れる・・・・
















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ー放課後ー



「今回の数学どうだった〜?」





「やっ、ちょっと見ないでっ!」






私、久保田 ほのかは現在15歳の現役中

学生。恋愛には消極的で、みんなに

は鈍感、自覚なし、おっちょこちょいっ

てよく言われます・・・







そしていつも強引だけどなぜか憎めない

私の友達、ゆかりは成績優秀で恋愛に積

極的。それとは真逆な性格の私はいつも

ゆかりのことを羨ましがっていた。


「えっ、57点〜!?」


「いつものことでしょ////返してっ!」


「・・・やったね!!前回より5点アッ

プじゃん!」