母さんが死んで、
まもなく親父は再婚した。
ちょくちょく家に来てた女で、
再婚に特に抵抗を感じてなかった
俺は、そう聞かされたときも
もちろん賛成した。
今思えばあれが一番最初の失敗
親父の前では優しかった女は、
親父が仕事で家を出ると一変。
なんて最悪な性格だと
そう言われ続けた。
別にわざとそうしたつもりは
ないし、普通に接してたつもり。
だが心のどこかで、
その女を避けていたのかも。
可愛くない。
お母さんとも呼ばない。
なんて性格。
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