愛、SOUL


「買ってきてくれるの??」



「しゃーねーだろ。
 俺が泣かしたんだから。」




…なんか、かっこいい…!




「…じゃ、オレンジ…。」


「ん。そこに座ってろ。」




そう言って田崎直人は

イスを指さした。


あたしはギターを担いで

そこへ。




田崎直人は自動販売機を

探しに行った。




…ていうか、あいつが

ココに来たのって…


あたしのためだったり?




いやいや、あいつは

あたしに嫌みを

言いに来たんだった。