愛、SOUL


「…え?

 な…なんて??」



泣いてる顔を見られたくなくて

うつむいていた顔をあげた。



もう、公園に人の姿はない。




あたしと…こいつだけ。






「だぁから…、悪かった!」



「あ、あ、謝れるんだ!!!」

「どーゆーことだコラ。」




…すんませ。



ってか、謝られた。



今の一言で涙は

どこかへ消えた。



今のあたしは驚き、

とまどっている。




「あ、あたしこそ、
 噂流してごめんなさい。」


「…おう。」