「…絶対?」
不安になって聞き返す。
「おう。ぜってー。
約束するよ。」
「うん!」
子供みたいに指きり
をして笑いあう。
「直人、あたしはここで
ずっと待ってるから。
だから、お母さんの体調
よくなるまでそばに
いてあげて。」
「でも…いつになるか
わからねぇんだよ?」
「わかってる。
寂しいけど、でも
それが一番でしょ?
それに、今度は
絶対帰ってくるって
わかってるから平気!」
「…ん。さんきゅー。
お前はホントに、
強いな。」
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