それからは、打ち上げの日時
とか、別れのあいさつとかで
時間は過ぎていった。
「あっ直人だ…!」
廊下で静かに待つ
直人を見つけ、あたしは
一足先に帰ることにした。
「ばいばーぁい!
きょぉかぁぁあ!
元気でねぇっ!!」
クラス1のおてんば女が
号泣しながら手を振っていた。
そんな永遠の別れじゃ
ないんだから!
でも、なんだかんだ
このクラスが大好きだった
から、あたしも寂しい。
「うん!違うクラスでも
元気でね!あと、
ちゃんと将来のこと
決めなよッ!」
メニュー
メニュー
この作品の感想を3つまで選択できます。
設定されていません
読み込み中…