親近感がわきやすい 彼女の性格もあって、今日 でずいぶん仲良くなった。 「不二大輔はね、 天才なんだよ。」 「天才…?」 「そーそー!何十年に 一人の逸材なんだから! プロの人からもめちゃめちゃ 勧誘うけてるし!すごいよね。」 「すごい。そんな人と一緒に 演奏してるんだ、あたし。」 それからなんだかんだ 何分か世間話をしてしまい、 直人のもとへ戻ったときは だいぶご立腹だった。