「それで、東条茂人さんの特徴は? どんな人なの?」
奈美ばあちゃんは、さっきのメモを裏返した。
まん丸いメガネをかけた坊主頭のおじいさんの写真が印刷されていた。
食い入るように見て顔をしっかりと覚えた。
「よし。じゃあ、行ってくるね」
ばあちゃんは、お茶を水筒に入れて渡してくれた。
「大丈夫かねえ。こんなこと頼んで」
心配顔の奈美ばあちゃんに、笑顔で答える。
「大丈夫大丈夫。これは私のためでもあるんだし。どーんと任せといて」
私はホテルのパンフレットを持って、元気よく調理室を出て行った。
奈美ばあちゃんは、さっきのメモを裏返した。
まん丸いメガネをかけた坊主頭のおじいさんの写真が印刷されていた。
食い入るように見て顔をしっかりと覚えた。
「よし。じゃあ、行ってくるね」
ばあちゃんは、お茶を水筒に入れて渡してくれた。
「大丈夫かねえ。こんなこと頼んで」
心配顔の奈美ばあちゃんに、笑顔で答える。
「大丈夫大丈夫。これは私のためでもあるんだし。どーんと任せといて」
私はホテルのパンフレットを持って、元気よく調理室を出て行った。

