ん? 4桁? 何だろう。何か引っかかる。
私、前にどこかで4桁の数字を聞いたことがあるような気がする。
それを聞いて、すごいなあなんて思ったような気がする。
何だっけ。何だっけ。
私はもう何度目かわからないけど、ヒントを読み返した。
半角数字4桁。ここはどこでしょう?
頭がぼんやりしてきた。
もうわかんないよ。ここはどこ、ここはどこって、空の上ホテルに決まってるじゃない。
そう思った途端、頭の中の霧が晴れたみたいにすっきりしてきた。
4桁の数字、前にサキさんに聞いたんだ。
空の上ホテルはチェーン展開してるんだって。確かここは千三百番台だった。
千三百・・・・・・いくつだったっけ?! カナタさん、どこかに何か書いてないかなあ。
私はサキさんの話を思い出した安心感と、それでもはっきりした数字がわからない不安感とで半泣きになりながら、カナタさんのノートを必死にめくった。
あった。一番最初のページに。
「覚書。ここは、『空の上ホテル 1359号館 通称 虹のとなり』」
私は震える手で1359と入力した。
画面に文字が出てきた。
「ようこそ、支配人」
パソコンの画面が最後まで起動した。
「やったああああああ!」
思い切り叫んだ後、口を手で押さえた。しばらく身動きしないでじっとしていた。
サキさんもレイも来ない。・・・・・・よかった。
ほーっと全身で息をつくと、パソコンのフォルダを一つ試しに開いてみた。
ものすごい数のファイルが入っている。めまいがした。
こんなの一つ一つ見て探す時間は残ってない。
私は学校で習った検索を試してみることにした。
「検索したい文字列」に「水城玲司」と入力して、検索ボタンをクリックする。
「検索しています」という文字が出てきた。これで「水城玲司」という名前が入っているデータは全部チェックできるはず。
私はどきどきしながら待った。しばらくして検索が終わった。
「2件のファイルが見つかりました」
とメッセージが出てきた。
私はびっしょりと汗をかいた手で、一つ目のファイルをクリックした。
私、前にどこかで4桁の数字を聞いたことがあるような気がする。
それを聞いて、すごいなあなんて思ったような気がする。
何だっけ。何だっけ。
私はもう何度目かわからないけど、ヒントを読み返した。
半角数字4桁。ここはどこでしょう?
頭がぼんやりしてきた。
もうわかんないよ。ここはどこ、ここはどこって、空の上ホテルに決まってるじゃない。
そう思った途端、頭の中の霧が晴れたみたいにすっきりしてきた。
4桁の数字、前にサキさんに聞いたんだ。
空の上ホテルはチェーン展開してるんだって。確かここは千三百番台だった。
千三百・・・・・・いくつだったっけ?! カナタさん、どこかに何か書いてないかなあ。
私はサキさんの話を思い出した安心感と、それでもはっきりした数字がわからない不安感とで半泣きになりながら、カナタさんのノートを必死にめくった。
あった。一番最初のページに。
「覚書。ここは、『空の上ホテル 1359号館 通称 虹のとなり』」
私は震える手で1359と入力した。
画面に文字が出てきた。
「ようこそ、支配人」
パソコンの画面が最後まで起動した。
「やったああああああ!」
思い切り叫んだ後、口を手で押さえた。しばらく身動きしないでじっとしていた。
サキさんもレイも来ない。・・・・・・よかった。
ほーっと全身で息をつくと、パソコンのフォルダを一つ試しに開いてみた。
ものすごい数のファイルが入っている。めまいがした。
こんなの一つ一つ見て探す時間は残ってない。
私は学校で習った検索を試してみることにした。
「検索したい文字列」に「水城玲司」と入力して、検索ボタンをクリックする。
「検索しています」という文字が出てきた。これで「水城玲司」という名前が入っているデータは全部チェックできるはず。
私はどきどきしながら待った。しばらくして検索が終わった。
「2件のファイルが見つかりました」
とメッセージが出てきた。
私はびっしょりと汗をかいた手で、一つ目のファイルをクリックした。

