奏でる場所~SecretMelody~

「えーっと、俺の部屋、寄るんやったよな?」



「…うん。」



まじでなんなんやろ?



ここに来るにつれ、だんだん奏無口になってるし。



「どうぞ?」



奏を椅子に案内し、飲み物を用意する。




「奏、何飲むー?ジュースしかないけど…」




「…。」




「奏ー?」



「…あ!うん!!いいぞ!」




「は?」



「え?」



…話聞いて無かったな…。




俺は適当にジュースを入れ、奏の所に持って行った。




「ほい。」



「…ありがとう…///」




えぇぇぇええぇぇえぇ!!?




何で、顔を赤らめる!?




てか、何?何でそんなにうつむいて、顔そむけるん!?




ジュース出しただけやで!?



ジュース大好きやったんか!??



…。



なんや、この沈黙…。



息詰まる…



何で、奏喋らへんくなったんや…



よー分からんけど、空気重たいなぁ…



ここは、俺が空気を変えて…



「か――――…」



「なぁ、陽輝?」



「――…ん?」



「…奏の話し聞いてくれるか?」



「え?いいけど…」



…なぁ、奏?



…なんで、そんな悲しそうな顔してるんや?