「…っ!俺のせいかよ…っ」
坂下がグシャと髪をかきあげすわり込む。
そして、握ったこぶしでベンチを強くたたいた。
ドンッ!!!
「ちょっ!!拓斗落ち着けって!!」
あわてて立花がなだめる。
すると陽輝が、
「―――――拓斗…。おまえの気持もわかる。けど、今お前がキレたところで俺らは何もできへん。」
「…分かってる。俺の性で宙は…。全部俺が悪いんだ。予想ぐらい出来たはずなのに。宙を守れなかった。――――――」
「別に、お前の性じゃ――――…」
そう言いかけた瞬間“治療中”の真っ赤なランプは消え、扉が開いた。
「「…あ!!」」
「先生っ!!宙は…!!」
奏は真っ先に出て来た医師にかけよった。
「出血がひどかったので大変危険な状態でしたが、もう大丈夫です。意識はまだ戻っていませんがいずれ目覚めるでしょう。怪我は足の骨を少し折っている程度でたいした怪我ではありません。それから目が覚めてもその後、3週間ほど入院になります。」
「「――本当にありがとうございましたっっ」」
奏達は、そろって医師に頭を深く下げた。
「では、病室に運びますね。ついて来てください。」
宙がストレッチャーに乗せられ出て来た。
「宙…。」
――――――――――――――――――――――
「では、様子を見ていてあげてください。」
そう言って、医師達は病室を出て行った。
「宙…。目を覚ませよ…。」
奏は宙の手を握る。
すると。
「か…なで…?」
宙のか細い声が静かな空間に響き渡った。
「「宙っっ!!」」
坂下がグシャと髪をかきあげすわり込む。
そして、握ったこぶしでベンチを強くたたいた。
ドンッ!!!
「ちょっ!!拓斗落ち着けって!!」
あわてて立花がなだめる。
すると陽輝が、
「―――――拓斗…。おまえの気持もわかる。けど、今お前がキレたところで俺らは何もできへん。」
「…分かってる。俺の性で宙は…。全部俺が悪いんだ。予想ぐらい出来たはずなのに。宙を守れなかった。――――――」
「別に、お前の性じゃ――――…」
そう言いかけた瞬間“治療中”の真っ赤なランプは消え、扉が開いた。
「「…あ!!」」
「先生っ!!宙は…!!」
奏は真っ先に出て来た医師にかけよった。
「出血がひどかったので大変危険な状態でしたが、もう大丈夫です。意識はまだ戻っていませんがいずれ目覚めるでしょう。怪我は足の骨を少し折っている程度でたいした怪我ではありません。それから目が覚めてもその後、3週間ほど入院になります。」
「「――本当にありがとうございましたっっ」」
奏達は、そろって医師に頭を深く下げた。
「では、病室に運びますね。ついて来てください。」
宙がストレッチャーに乗せられ出て来た。
「宙…。」
――――――――――――――――――――――
「では、様子を見ていてあげてください。」
そう言って、医師達は病室を出て行った。
「宙…。目を覚ませよ…。」
奏は宙の手を握る。
すると。
「か…なで…?」
宙のか細い声が静かな空間に響き渡った。
「「宙っっ!!」」

